クレジットカードを持っていない。あるいは、過去の携帯料金の滞納があって、新しく契約できるか分からない。
この条件でスマホ回線を探すと、「誰でもスマホ」のような、契約に不安がある人向けのサービスが候補に挙がります。
ただ、そこで探すのをやめる必要はありません。
私はY!mobileを申し込んで契約できず、そのあとに見つけたLinksMateを実際に契約しました。月額料金は、クレジットカードではなくLinksPoint(LP)で払っていました。
この記事では、LinksMateを使った経験と2026年9月5日時点の公式情報をもとに、料金、通話、クレカなしでの支払い、契約の考え方、本人確認、サポートを比べます。
誰でもスマホは、私自身は使ったことがありません。公式サイトとFAQで確認できる範囲に限って扱います。
結論:料金ならLinksMate、契約の不安と24時間かけ放題なら誰でもスマホ
私の場合は、LinksMateで契約できるのならLinksMateを選びます。通話が少ないので、月額料金の差がそのまま効いてくるからです。
ただし、次のどれかに当てはまるなら、誰でもスマホを選ぶ理由があります。
- 契約できるかどうかを、料金より優先したい
- 24時間かけ放題が必要
- LPを買って残高を管理する方法は避けたい
料金だけを見て「安い方でいい」と決めるのは早すぎます。同時に、「契約に不安があるなら専用サービスしかない」と最初から絞り込む必要もありません。この2社は、得意なところが違います。
LinksMateと誰でもスマホの違い
主な違いを一覧にします。金額はすべて税込です。
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| 比較項目 | LinksMate | 誰でもスマホ |
|---|---|---|
| 3GB | 902円 | 3,250円 |
| 5GB | 1,210円 | 3,650円 |
| 30GB | 2,970円 | 4,378円 |
| 国内通話 | 22円/30秒(MatePhone利用時は11円/30秒) | 24時間かけ放題が基本料金に含まれる |
| かけ放題 | 10分かけ放題935円/月(10分超過後は11円/30秒) | 24時間かけ放題込み |
| クレカなしでの支払い | LPを買って月額料金に充てる | 口座振替、コンビニ払い、デビットカード |
| 口座振替 | 月額料金の支払方法としては案内されていない | 対応・手数料0円 |
| コンビニ | LPの購入に使う | 月額料金を直接払える |
| 支払いにかかる手数料 | 1万LP未満のLP購入で、コンビニ346円/銀行330円 | 口座振替0円、コンビニ払いは1回550円 |
| 契約時の審査 | 運営会社が定める基準で審査(基準は非公開) | 他社滞納でブラックリスト状態でも利用できると公式FAQで案内(例外あり) |
| 申し込み | Web | Web・店舗・FAX/紙 |
| 相談手段 | 電話・チャット(9:00〜18:00・年中無休) | 電話・LINE・メール・一部地域の取扱店(電話は平日10:00〜18:00、土日祝13:00〜17:00) |
| 店舗 | なし | 一部地域に取扱店あり(全国47都道府県を網羅しているわけではない) |
| 音声SIMの初期費用 | 事務手数料0円+SIM/eSIM発行550円。物理SIMは送料1,100円(沖縄を含む離島は2,200円) | 事務手数料は2026年9月13日まで330円、9月14日から3,300円。送料0円 |
| 最低利用期間・解約金 | 最低利用期間なし。2022年7月1日以降の契約は解約手数料0円 | なし |
※MatePhoneは、専用アプリから発信すると国内通話が11円/30秒になるLinksMateの通話サービスです。申し込みは不要で、月額料金もかかりません。10分かけ放題だけは、別に申し込みと月額935円が必要です。
※かけ放題は、どちらにも対象外の通話があります。LinksMateは、緊急通報や3桁番号、0120・0570などの一部番号、国際電話などがMatePhoneの対象外です。これらは10分かけ放題やMatePhoneの通話料割引も適用されません。誰でもスマホも、有料番号や留守番電話サービス利用時の通話などは別料金になる場合があります。SMS送信料も別途かかります。
分かれ方ははっきりしています。月額料金で選ぶならLinksMate、契約への不安に対する公式の対応や24時間かけ放題を重視するなら誰でもスマホです。誰でもスマホには、一部地域で対面相談できる取扱店もあります。
ただ、この表に収まらないものが2つあります。かけ放題を含めたときの実際の差額と、クレカなしで払うときの手間です。判断が変わるのはむしろここなので、順に見ていきます。
料金差は3GBで月2,348円
データ容量だけで比べると、差は小さくありません。3GBで毎月2,348円、5GBで2,440円の開きがあります。
通話をほとんどしない人にとっては、この差が毎月そのまま残ります。
通話が多いと差は縮まる
誰でもスマホの料金が高めなのは、同じ内容のサービスを高く売っているからではありません。基本料金に24時間かけ放題が入っています。
30GBで並べてみます。
- LinksMate 30GB:2,970円
- LinksMate 30GB+10分かけ放題:3,905円
- 誰でもスマホ 30GB(24時間かけ放題込み):4,378円
かけ放題を付けた時点で、差は473円まで縮まります。
もちろん、10分かけ放題と24時間かけ放題は別物です。長電話が多い人が473円を惜しんでLinksMateを選ぶと、超過分の通話料で逆転する可能性があります。
私のように通話が少ないなら、話は逆になります。使わない24時間かけ放題のために毎月の料金を上げる理由は、あまりありません。
クレカなしで払えるが、仕組みは別物
どちらもクレジットカードなしで使えます。ただ、「クレカ以外で払える」という一点だけで同じに扱うと、あとで手間の差に気づくことになります。
LinksMateはLPを買って月額料金に充てる
LinksMateの月額料金は、クレジットカードかLinksPoint(LP)で払います。
LPは1LP=1円で、先に買っておいて月額料金などに使えるポイントです。購入方法として案内されているのは、コンビニ、銀行、クレジットカード、Apple Pay、Google Payです。
つまり、カードを持っていなくても、コンビニや銀行でLPを買えば月額料金を払えます。私もこの方法で使っていました。
ただし、LP払いは口座から毎月自動で引き落とされる仕組みではありません。自分でLPを買い、残高を切らさないようにしておく必要があります。
LP払いの詳しい仕組みと注意点は、こちらにまとめています。
LinksMateはクレカなしで使える?LP払いの仕組み・手数料と注意点
LPの購入には手数料がかかる
コンビニや銀行でLPを買う場合は、購入手数料も見ておく必要があります。1万LP未満なら、コンビニ決済が346円、銀行決済が330円です。
ここが少し分かりにくいところです。手数料は毎月の請求に乗るのではなく、LPを買うたびにかかります。
月額料金が902円だからといって、毎月902円だけ用意すればよいわけではありません。少額のLPを何度も買えば、そのたびに手数料が発生します。なお、LP自体に利用期限はありません。
誰でもスマホは口座振替なら手数料0円
誰でもスマホの月額料金は、コンビニ、口座振替、クレジットカード/デビットカードから選べます。
カードを使わないなら、分かりやすいのは口座振替です。支払手数料はかかりません。口座振替のほか、対応するデビットカードも使えます。コンビニで払う場合は、毎月550円が別途必要になります。
もう一つ知っておきたいのが、口座振替の登録方法です。公式の案内では、登録完了までの目安がマイページからの登録とセブン銀行ATMからの登録で1〜2日程度、口座振替登録申請用紙の提出で2〜3か月程度とされています。
注意したいのは申請用紙を使う場合です。登録が完了するまではコンビニ払いになるため、その間は毎月550円の決済手数料も見込んでおく必要があります。
契約に不安があるなら、料金だけで決めない
ここまでは料金の話です。ただ、この2社を比べるうえで大きいのは、契約に対する考え方の違いの方です。
誰でもスマホは、契約への不安に公式で答えている
誰でもスマホの公式FAQには、他社で滞納してブラックリスト状態になっている場合でも契約できるか、という質問があります。回答は「できる」で、一般的な携帯電話会社が行う審査は実施していないとも説明されています。
滞納などを抱えていて、新しく契約できるか分からない人にとって、これは明確な特徴です。
ただし例外はあります。反社会勢力およびその関係者、過去に同社の利用規定へ違反していたことが判明した場合は、申し込みを断ると明記されています。誰でも必ず契約できる、というわけではありません。
LinksMateは「携帯ブラック向けSIM」ではない
LinksMateは立ち位置が違います。
利用規約では、申し込みがあった場合、運営会社が定める基準に従って審査し、利用を承諾するかどうかを決めるとされています。その基準は公開されていません。
ですから、「携帯ブラックでもLinksMateなら契約できる」「他社で断られてもLinksMateなら通る」とは言えません。
私自身は、Y!mobileを申し込んで契約できなかった後にLinksMateを見つけ、実際に契約できました。これは私に起きた事実です。
一方で、Y!mobileで契約できなかった理由を、私は確認していません。私が契約できたことと、同じ状況の人が契約できることは別の話です。ここは分けて考える必要があります。
それでも、一般的な格安SIMを候補から外さない
分からないことは分からないままですが、自分の経験から一つ言えることがあります。
契約に不安があるからといって、専用サービスしか選べないと決める必要はありません。
LinksMateのように、クレジットカードなしでも払える一般的な格安SIMがあります。契約できる保証はありません。それでも、条件が合えば月額料金は大きく下がります。最初から候補の外に置いてしまうのは、もったいないと思います。
本人確認と申し込み方法の違い
手続きの入り口にも差があります。
LinksMateはeKYCでのオンライン本人確認
LinksMateでは、申し込み時にeKYCによる本人確認が必要です。公式案内で確認できる書類は、マイナンバーカード、運転免許証、在留カード、特別永住者証明書の4種類です。申し込み自体もWebで完結します。
普段からオンラインで手続きをしている人なら、引っかかるところは少ないはずです。逆に、対面で説明を受けながら契約したい人には向いていません。
誰でもスマホは一部地域の取扱店でも申し込める
誰でもスマホは、WebやFAX/紙のほか、一部地域の取扱店でも申し込めます。大手キャリアのように全国どこにでも店舗があるわけではありません。
本人確認書類も、マイナンバーカードや運転免許証のほか、官公庁が発行し氏名・住所・生年月日が記載された書類などが案内されています。FAQでは、ほぼすべての本人確認書類を利用できると説明されています。
手元の書類が公式の条件に合うかどうかは確認が必要です。近くで対面相談したい場合は、公式の店舗検索で取扱店と対応内容を確認しておく必要があります。
初期費用も比べておく
契約時にかかる金額も見ておきます。
LinksMateの新規契約事務手数料は0円です。かかるのは、SIMカード発行手数料550円、eSIM新規発行手数料550円、それに物理SIMなら送料です。送料は通常1,100円、沖縄を含む離島は2,200円で、eSIMなら郵送がないためかかりません。
つまり、通常の地域で物理SIMを選ぶと1,650円、eSIMなら550円が目安です。
誰でもスマホの音声SIMの契約事務手数料は、2026年9月13日までが330円です。2026年9月14日からは一律3,300円へ改定されます。送料はどちらの時期も0円です。同じ9月14日から、初期費用の支払い方法が代引きからコンビニ決済に変わり、支払いが確認できてから商品が発送される形になります。
2026年9月13日までなら、誰でもスマホが330円、LinksMateがeSIMで550円、物理SIMで1,650円です。初期費用は誰でもスマホの方が安く収まります。
2026年9月14日からは、この関係が入れ替わります。誰でもスマホが3,300円になるため、LinksMateの方が初期費用は安くなります。
申し込む時期によって前提が変わる部分なので、契約前に各社の最新の金額を確認してください。なお、スマホ本体も一緒に買う場合は端末代金が別にかかります。
LinksMateにたどり着くまでと、LP払いを使った実感
私がLinksMateを見つけたのは、格安SIMを探していたからではありません。
きっかけは、ソフトバンクの料金を高いと感じたことでした。通信費は下げたい。ただ、品質も気になる。それなら格安SIMよりサブブランドだろうと考えて、Y!mobileを選びました。結果として、契約には至りませんでした。
そこから、「格安SIM」「口座振替」「クレカなし」といった言葉で検索しました。比較的すぐに見つかったのが誰でもスマホです。ただ、当時の私には料金が高く感じられ、もっと安い候補はないかと探しました。そこで行き着いたのがLinksMateです。
決め手は支払い条件でした。カードなしで月額料金を払える方法があると分かったとき、「やっと見つけた」と思ったのを覚えています。
実際に使ってみると、LP払いは手間がまったくない支払い方法ではありませんでした。LPは先に買っておく必要があります。あとで足りなくなると面倒なので、多めに確保して、残高を確認しながら使っていました。一度設定すれば自動で引き落とされる口座振替とは、そこが違います。
私はこれを、クレジットカードなしでLinksMateを使うための運用コストだと考えています。お金だけでなく、管理の手間も負担のうちだという意味です。
とはいえ、オンラインで自分で手続きして管理することは、今では珍しくありません。当時よりハードルは下がっているとも思います。月額料金を抑えられる方が大きいと感じるなら、十分に現実的な選択肢です。
結局どちらが向いている?私ならこう選ぶ
なお、誰でもスマホについての以下の判断は、私の利用経験ではなく、今回確認した公式情報をLinksMateと比べたうえでのものです。
条件を整理します。
LinksMateが向く人
- LinksMateで契約できる
- 通話が少ない、または10分かけ放題で足りる
- 月額料金をできるだけ抑えたい
- LPの購入と残高管理を負担に感じない
- Webだけで手続きを済ませたい
誰でもスマホが向く人
- 滞納などがあり、契約できるかどうかを料金より優先したい
- 24時間かけ放題が必要
- LPのような残高管理はしたくない
- 口座振替で払いたい
- 近くに対応する取扱店があり、対面で相談しながら申し込みたい
私自身は、LinksMateで契約できるならLinksMateを選びます。今の使い方では24時間かけ放題を持て余すからです。
ただ、次の2つに当てはまるなら、誰でもスマホを選ぶ理由があります。
一つは、24時間かけ放題が必要な場合です。仕事や家族との連絡で長電話が多いなら、10分かけ放題では足りません。基本料だけを並べて比べても、判断を誤ります。
もう一つは、LPの管理そのものを避けたい場合です。LP払いはカードなしで使える便利な仕組みですが、事前購入と残高の確認は避けられません。支払いをできるだけ自動化したいなら、口座振替のある誰でもスマホの方が素直です。
データ通信の料金だけならLinksMateが安い。契約、通話、支払い、利用できる相談手段まで含めれば、誰でもスマホの料金差に意味が出る人もいる。どちらが優れているかではなく、どちらが自分の条件に合うかという話です。
まとめ:専用サービスだけが選択肢とは限らない
携帯の契約に不安があると、自分にはブラック向けの専用サービスしかない、と思い込みやすくなります。
当時の私も、誰でもスマホを見つけたあと、もっと安い候補がないか探しました。その結果たどり着いたのがLinksMateです。クレジットカードなしで払える一般的な格安SIMも、実際に候補になります。
契約できる保証はありませんし、LP払いには残高管理という手間もあります。それでも、条件を確かめたうえで比べれば、自分に合う選択肢が見つかることがあります。
LinksMateのLP払いについては、こちらで詳しく説明しています。
LinksMateはクレカなしで使える?LP払いの仕組み・手数料と注意点
※料金・支払い方法・契約条件などは2026年9月5日時点で確認した内容です。誰でもスマホの契約事務手数料は2026年9月14日に改定予定です。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。
